iot・m2mにも必要なsimカード!モバイルデバイスによってサイズが異なる

iot・m2m技術が発達しているのと同じく、simカードも技術の発展によりサイズがどんどん小さくなっています。スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスに欠かせないsimカードですが、デバイスの種類によって適合するsimカードのサイズに違いがあることに注意してください。

現在、simカードには3種類のサイズがあります。
標準simカード、micro simカード、nano simカードの3種類で、wifiルータなどのモバイルデバイスによって対応する種類が異なります。
ビジネスへの導入に格安simを検討する際、それまで使っていたデバイスを引き続き使用するのであれば、現在使用中のデバイスのsimカードのサイズを調べておきましょう。

標準simカードのサイズは25mm×15mmとなっています。3種類あるsimカードの中で最大で、比較的古いスマートフォンに対応するサイズです。

micro simカードは、標準simカードよりややコンパクトで、15mm×12mmのサイズとなっています。micro simカードの誕生自体は2003年と古いですが、実際の製品に用いられたのは2010年が初めてです。それ以降、一気に広まり、今では多くのスマートフォンやタブレットが対応しています。

最も小さいnano simカードは、2012年からスマートフォンに採用されています。サイズは12.3mm×8.8mmと、micro simカードより一回り小さいです。まだそれほど広まっているわけではありませんが、多くのスマートフォンやタブレットにも採用されており、今後、シェアはさらに拡大するでしょう。

実は、今ではカード自体をなくしてsimのソフトウェア化を図ろうという動きがあります。
しかし、古いデバイスを流用して格安simで使用するのなら、上記の3種類のsimカードのいずれかになります。どこの格安simでも全サイズを用意していますが、申し込みの際に選ばなければならないため、事前にお使いのサイズを確認しておきましょう。