iot・m2mや通信コストの削減で話題の格安sim!モバイルデバイスの故障は実費になることも

話題の格安simは、毎月の通信コストが安くなるほか、iotやm2mの導入もしやすくなっています。
そういうことで、個人だけでなく企業でも格安simへの乗り換えが増えていますが、大手キャリアと比べてデメリットもあることに注意しておきましょう。

格安simを提供するMVNOは、コスト削減のため実店舗のサポート窓口を持っている業者が少ないです。
最近では各地でショップを増やしているMVNOもありますが、大手キャリアのようにどの町にもショップがあるほどではありません。
そのため、モバイルデバイスの故障など何らかのトラブルが生じた時には、そのデバイスの購入方法によって問い合わせる窓口が異なります。

大手キャリアで購入したモバイルデバイスを乗り換え先の格安simでも使っている場合は、そのデバイスの故障の際はキャリアに問い合わせると対応してくれる可能性があります。
ただし、乗り換えの時点でキャリアの補償サービスは受けられなくなってしまうので、修理代金など実費となることは覚悟してください。

MVNOでsimカードとセットでモバイルデバイスを購入した場合は、デバイスの故障の際もMVNOが対応してくれます。といっても、店舗で直接対応できる業者は少ないので、電話やネットでの問い合わせになるでしょう。

モバイルデバイスのみをネット通販や家電量販店などで購入して、simだけをMVNOと契約している場合は、デバイスの故障の際は、購入した店舗かそのデバイスのメーカーに問い合わせる必要があります。補償サービスの内容は購入先によって異なりますから、購入先にご確認ください。

デバイスの故障以外でも格安simのデメリットはあります。その代表的なものがキャリアのサービスが使えなくなることです。キャリアのメールが使えなくなるのでフリーメール等を新たに用意しなければなりませんし、デザリングもデバイスによっては利用できない場合があります。

これらのデメリットを押さえたうえで、最適な格安simを選びましょう。